Electronics Mobility
Life science 未来
世界活躍する
本州化学工業ファインケミカルズ

Electronics

情報通信の分野では、
電子部品やその製造過程において
当社の高品質、高付加価値の素材が
広く用いられています。

用 途

・スマートフォン、防犯カメラ等のカメラレンズ
・スマートフォン、PC等のコネクタ、ソケット
・フラットパネルディスプレイ製造中間材料
 ・車載センサー材料や5G通信基板材料
  ・半導体製造中間材料など

Mobility

自動車・航空機部材、
またはその軽量化、環境負荷低減に
欠かすことのできない樹脂に
当社の素材が活躍しています。

用 途

・自動車、航空機内装
・自動車用ヘッドライト
・ゴムタイヤなど

Life science

我々の命を支える医療現場や
食を支える農業の分野においても、
当社の素材が医療用耐滅菌器具や、
家畜や農作物の健やかな育成を促す
薬剤などに用いられています。

用 途

・医薬品
・農薬
・家畜飼料添加剤
・哺乳瓶、医療用滅菌トレイなど

Global Fine Chemical Specialist

高付加価値のユニークな製品を有する
グローバル・ファインケミカル・
スペシャリスト

化学メーカーと一言でいっても、原料を精製し基礎化学品を製造する企業 【川上】、そこからさまざまな機能を持つ中間材料の原料を作る企業 【川中】、それを元に各種産業で使用する部品や、消費者が手にする商品を製造・販売する企業 【川下】 と非常に多くの企業が存在します。

本州化学工業は、高機能、高付加価値を付与するファインケミカルの分野で、中間原料の研究開発から製造までを一貫して行う会社で、その原点は1914年(大正3年)に設立された由良精工合資会社まで遡ります。日本で初めてアニリン、フェノール、クレゾール、ビスフェノールA、トリメチルフェノールを独自に開発するなど、我が国の化学産業発展の先駆けとなりました。

パイオニア精神は受け継がれ、現在、独自技術を活かした高品質で特徴ある本州化学工業のファインケミカル製品は、情報通信から自動車、医療、農業まで幅広い産業分野で使用されており、製品数は500品以上にも及びます。

保有技術を最大限に活かす

総合研究所

総合研究所では、当社が保有する合成技術と高純度化技術を最大限に活かして、特徴のある数多くのファインケミカル製品を開発しています。ラボでの研究からベンチスケールプラントでの試作、そしてセミコマーシャルプラントでの開発製造に至るまで、俊敏性、柔軟性、信頼性をキーワードとしてユーザーの開発段階に密着対応した製品開発に取り組んでいます。

充実した分析・評価機器を保有し、開発した製品の品質分析に加えて、製品を使用した材料の合成と機能評価を行うことで、ユーザーに対する開発の提案も行います。合成した材料の機能評価をもとに、新たな製品開発や、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)や計算化学による効率的な研究開発の推進、積極的な知的財産の保護にも取り組んでいます。新製品や新用途開発のため、世の中の課題やニーズを捉えるための市場調査や、オープンイノベーションにも積極的に取り組んでいます。

高品質な製品を安定的に供給できる

和歌山工場

和歌山工場は約20のプラント、4万トンの生産能力を有し、多様化・高度化するニーズに迅速かつ柔軟に対応できる体制を整えています。大量生産から、多品種少量、付加価値の高い製品の生産まで対応します。

総合研究所と工場が隣接しシームレスにコミュニケーションが取れる環境は、ニッチな分野での品質の作り込みや技術の向上にもつながっています。

挑戦と成長を体現できる場所

当社は、フォトレジストや5G向け高機能樹脂原料など付加価値の高い商品を多数保有し、業界内でも高い収益力を誇っています。三井化学、三井物産などパートナー企業とのシナジー効果も持続的な成長を支えており、高い競争力と安定性を持ちながら、新しいことへのチャレンジを推進する企業風土も持ち合わせています。

関西の中心地や空港にもアクセスがよく、広大な敷地にさまざまな設備が稼働できる和歌山は、特徴あるファインケミカル製品を生み出す会社として好立地であり、オフタイムが充実する環境でもあります。
「独自技術で未来を拓くグローバル・ファインケミカル・スペシャリスト」、それを体現できる場がここにはあります。