仕事をする上で大切なことは
付加価値の提供・共有
K.W.
機能材料事業部
自然科学研究科 物質工学専攻
2000年入社

私が入社を決めた理由
製品が世に出る醍醐味や
多くの経験が積めそうなことに惹かれた
近畿地方で研究開発ができる会社を探していました。本州化学工業は人員の20%近くが研究開発に携わり自分の開発した製品が世に出る醍醐味や、フラスコスケールからプラント製造まで多くの経験が積めそうで惹かれました。
当時まだ少なかったフレックス制を採用して、効率のよい研究業務を目指していることも同業他社とは異なる魅力でした。

これまでの経歴と現在の仕事内容
課題に対しては前向きに、感謝の言葉と笑顔を忘れない
入社後10年余は研究に所属し、いくつかの新製品開発に参画しました。その後、東京本店の事業部門で、販売・新規開発に従事しています。
研究においては、主に量産試作に向けたプロセスのチューニングに従事していました。安全・環境に配慮しつつ効率的な製造プロセスを確立させる中、採取すべきデータのデザイン、レビューでは社内のメンバーと沢山の意見交換を行いました。品質設計では、お客様へのデータ・サンプルレビューとフィードバックにおいて多くの接点をいただきました。
直近の10年余は機能材料事業部電材部に籍をおいて新製品開発・客先拡大開発を行っていますが、研究在籍時に得た技術的な経験や社内外の人との関係も活きています。もちろん、新しい技術・市場トレンドの勉強も欠かせません。
私は現在、海外顧客を中心とした対応を担っています。国内の販売を担当する部内メンバーのフォローを行う一方で、担当している海外案件についてはメンバーに協働してもらいながら進めています。「課題に対しては前向きに、感謝の言葉と笑顔を忘れない」をモットーに活動し、メンバーそれぞれが担当する業務領域の拡大を目指しています。

仕事のやりがい、おもしろさ
お客様の要望にどのように応えるか、
経験値とアイデアを集約し臨むことが醍醐味
当社のお客様や開発先もますます海外へのシフトが加速しており、グローバルな販売開発体制の強化が急がれます。心得るべきは、現状を把握して目標に向かうための判断力と想像力を働かせること。今、お客様が求めているニーズを更新し我々の提案を示すことでどういうレスポンスが得られるか、二手・三手先を読んで行動することが全体としての効率性やスピード感につながります。
仕事をする上で大切なことは、単なる製品の開発・販売ではなく、付加価値の提供・共有ということに集約されると思います。機能的な性能を持った製品供給(=販売)ではなく、品質項目の製造単位ごとのバラツキの認識とこれを最小にとどめる技術、安定的に供給できる原材料の調達や生産体制の確立といったあらゆることが付加価値となります。
お客様の要望にどのように応えるか、当社としての経験値とアイデアを集約しこれに臨むことが醍醐味だと思います。
Workflow
ある1週間の仕事の流れ
- 月曜日
- 事業部内の定例会議。前週の情報共有。商社を交え海外出荷の日程調整
- 火曜日
- 部内メンバーと個別案件打ち合わせ。 展示会で得た新規引き合い先に連絡
- 水曜日
- テレワーク。2週間後の海外出張に備えプレゼン資料作成。部内打ち合わせ
- 木曜日
- 工場とのWeb会議、開発品の量産検討について各部進捗共有
- 金曜日
- 週内の売上確認、週明け定例会資料作成。海外出張について同行商社と打ち合わせ
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