先進技術に寄り添い、
快適な世の中づくりに
役立ちたい。
H.U.
総合研究所 研究企画グループ
工学部 応用化学工学科
理工学研究科 化学生命・化学工学専攻
2011年入社

私が入社を決めた理由
有機材料でより快適な暮らしを実現し、
世の中の役に立ちたい
大学時代の研究では光化学反応により低分子有機化合物を合成していたので、有機化合物の材料でより快適な暮らしを実現することで世の中の役に立ちたいと考えていました。また、人々の健康や電子機器にも関心がありました。本州化学工業は私の希望と関心にマッチしていて、100年の長い歴史や、三井化学や三井物産とも結びつきもあって堅固な経営基盤があり、働く上での安心感もありました。
地元で希望通りの会社を見つけられなかったので、研究所のある和歌山に勤務することについては抵抗がなく、地元に似た温暖さからくる親近感と大阪などの街へのアクセスの便利さを感じていました。

これまでの経歴と現在の仕事内容
知的財産は本州化学工業の強みと独自性の結晶
初めての配属は、総合研究所の電子材料向け製品の研究グループで、特に安全に配慮した実験の進め方や報告書の書き方、仕事の取り組み方などさまざまのことを上司や先輩に教わりました。担当製品のベンチスケールの試作にも関わり、その中で自分自身がベンチスケールの試作時の原料仕込み、設備制御などの作業を行う経験もしました。配属前の生産工場研修も含め、研究・工場で経験したことは、現在の知的財産業務にも活きています。
入社から2年半が経ったころ、現在の総合研究所 研究企画グループに異動し、知的財産に関する業務を担当することになりました。知的財産業務は、知的財産の権利化、調査、管理といった中核業務から、発明を行う研究者を主として知財教育や、市場動向の把握や新規材料・新規事業領域の探索およびアイデア創出も自らするための調査(マーケティング)、商標の権利化まで幅広い業務を手がけています。知財に関する資格取得をしたこともこれら幅広い業務を行うにあたり、支えになっています。
本州化学工業は、特長ある、新たな技術と化学製品の研究開発をする化学会社であり、その成果である知的財産は本州化学工業の強みと独自性の結晶です。総合研究所 研究企画グループは知的財産を守り、活用していくことを担う重要な部門と認識して仕事にあたっています。

仕事のやりがい、おもしろさ
常にフロンティアに立つ仕事
社内外の先進技術を把握して、学び、活用できることがとても面白いと感じています。
例えば権利化業務は、研究者が生み出したそれぞれの分野の先進技術を取り扱うので、その事業・技術の背景から含めて理解していくことは大変ですが、常にフロンティアに立って仕事ができることは刺激に満ちています。そのほか、知的財産の分野でも、デジタルツールやAIの活用による業務の進め方・在り方を変革していくデジタルトランスフォーメーション(DX)や、マーケティングやブランディングへの取り組みにも、他部署の方と協働しながら関わっており、活躍のフィールドがとても広いことも面白みがあります。
知的財産は、会社の事業・研究の進め方に直接影響する要素の一つです。そのため、大きなやりがいの感じられる仕事です。
Workflow
ある1週間の仕事の流れ
- 月曜日
- 業務進捗打ち合わせ、他社特許出願の内容確認、事業部門・研究部門・知財部門との知財戦略定期打ち合わせ、特許出願内容の先行技術調査
- 火曜日
- 特許事務所との出願内容の相談Web会議、事業部門からの共同開発契約条項確認依頼レビュー
- 水曜日
- 特許出願書類の検討、研究所内の月例報告会で研究動向の把握や発明発掘/dd>
- 木曜日
- 特許出願書類の検討、知財業務のコンサルとの打ち合わせ、特許出願書類の検討の続き
- 金曜日
- 特許審査の対応方法の検討、特許出願の打ち合わせ
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